(事業)
6月から、workspace coma の賃貸契約がスタート。
以前、経理Plus One のチラシを商工会議所の会員に配ったが、反応はゼロ。
そこから、「まずは知ってもらうことがすべての始まりだ」
という考えを強く持つようになった。
そこで今回は、国道沿いで視認性の高い物件を選んだ。
目に入ること、それだけで違う。
場所は、東海道五十三次・京方見附の近く。
意味を感じるような場所が好きだという自分の感覚も大事にした。
住所は 大磯町高麗(こま)。
「独楽(こま)」という名前に置き換えると、
シェアオフィスとしてのイメージにもつながって、気に入っている。
3丁目5番7号 という数字も、奇数が並んでいて気持ちがいい。
6月には、住所貸しの問い合わせが1件あった。
小さな結果だけど、「まずは知ってもらう」に対する最初の手応え。
(周囲の声と、自分の考え)
知り合いからは、
「駅から離れていて、利用者用の駐車場もないなら厳しい」
という率直な声ももらっている。
たしかに、正論だと思う。
それでも自分としては、
「この場所をきっかけに、知ってもらい、つながる」
という価値のほうを信じて進めている。
(補助金)
6月、事業再構築補助金は不採択だった。
事務局や金融機関の評価を受けて、
事業計画を見直す決断をした。
- 投資額を抑える
- 利用料も下げる
「これなら続けられる形」に近づけるための方向修正。
(資金)
資金面では、
小規模共済や倒産防止共済の貸付制度を活用して動き始めた。
目標は、来年6月に全額返済すること。
期限があるからこそ、
何をいつまでにやるかを、逆算で考えられている。
(工事の進捗)
6月は、補助金の採択結果待ちで動きづらい1ヶ月だった。
それでも、解体だけは先に済ませた。
少しでも手を動かしておきたかった。
(来月)
7月は、ここまでに見えてきた課題や仮説をもとに、次の動きをしていく。
- くつろげる場所と会議室は、同じ空間で成立するのか?
→ 空間設計としての仮説。使いながら確かめていく。 - スペースを貸すだけじゃなく、付加価値をどう作るか?
→ サービス設計の考え方を再整理していく。 - 一通りの作業は経験したので、次は「質の向上」へ。
→ 一人でやることに限界を感じはじめていて、誰かを巻き込むことを視野に入れて動きたい。 - 補助金関連では、
→ 小規模事業者持続化補助金の加点となる「経営力向上計画」を提出予定。
→ 必要書類を整えて、申請に備える。 - 進捗としては、各業者との相談を具体化していく。
→ 内装、設備、運用面それぞれで、一歩ずつ整えていく予定。
最後に、店舗前で出会ったヤモリ。なんか、いいことがありそうな気がした。
